声クラ！ vol.3

■祖師谷太郎 (あーや)

洗面所の鏡には、見慣れた自分の顔が映っている。

ほおはピンク色をしているのは、走ってきたせいかしら。

顔じゅうが真っ赤に染まったような気がしたのに、

目の口も、いつもと変わらない。

あーやと出会ってから。

「変なの。たしかにパチンて、音がしたと思ったのに。」

「急に胸が苦しくなってきて、とたん、胸の中で、赤い実がはじけたの。」

■ねーしょん（奈々ちゃん）

すきな食べ物：オーベルジーヌの奈々すぺしゃる

すきなお菓子：ポテリッチ(ゆず胡椒味)

すきな生物：ナネットさん

大好きな奈々ちゃんの為に捧げるべく、

日本海が見えるようなプレイを心がけます♥

１２月１０日はねーしょんにかかってこーい!!＼(＾o＾)／

■料理長（ゆっち）

聴かせます泣かせます。
むしろ泣きます。料理です。

■dbネーム　犬重（桑島さん）

声ヲタニモマケズ
アニヲタニモマケズ
雪ニモ夏ノコミケニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
～中略～
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ桑島サンノCDヲススメ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテ桑島サンノDVDヲミ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテイッショニ桑島サンノラジヲヲキコウトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ソンナコトヨリ桑島サンノアニメヲミヤウトイヒ
桑島キャラガ死ンダトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハヒキコモリ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフDJニ
ワタシハナリタイ

■総助（男性声優のターン!!!）

パフォーマンスユニット「AIZENN」所属のつっこみ筋肉担当。
普段は上記ユニットで歌い、踊り、MOGRAのバーカンにてお酒を提供している。
かっこつけたりつけなかったりそんなハットトリックをかましつつ他方面で活動中。
2011年アニサマではfripsideのバックダンサーとして参加するも、最初誰にも信じてもらえず一人静かに遥かなる時空の中に。

学生の頃、宿泊研修のときに買ったスズランのロケットペンダントに、とあるぱっぴーの人の顔写真を入れて●年間肌身離さず共に時を刻む。
が、彼が髪を切ったことによりむせび泣きながら奥入瀬川に流すという過去を持つ。

時折選曲がコアになりすぎフロアを氷つかせるも、持ち前の明るさと決して折れない強い心を持ち合わせていることによって今日にいたる。

みんな、ぱっぴー！！！＾＾

■まじなる （若手声優ユニットのターン！）

「（声優）一人じゃやっぱりつまんない！みんなでいこうよレッツゴー！」

的なノリで
広ーく浅ーく最近にでてきた声優ユニット特集やります(≧▽≦)v

あ、あやちの歌手デビューはまだですか？

■Gyaran(りょーこ)

新谷良子さんとの出会いはいつだっただろうか
アニメから聞こえる声
ふと耳にした歌声
ラジオなどのトークで感じ取れる明るく天真爛漫なキャラクター
彼女の声には私を元気にしてくれるなにかがあった
そして気付くと新谷良子という声優を追いかけていた
ちゅーりっぷ王国民となったのは極最近のことで
にわかと言われてもしょうがない
自分がりょーこDJとして前に立つのは申し訳ない面もある
だが
新谷良子という声優・女性を心から応援したい
この気持ちは真っ直ぐりょーこに向かって咲いている
ライブでの感動を再現するなんてことはできないけど
みんなの好きな曲が流れないかもしれないけど
大丈夫
そう…

りょーこがいるからだいじょーぶ！！

■桃色DJ：ドミニク (PURE IBIZA/ゆかり王国/後藤王国)

ドミニク（以下、D）:ずっとモノクロームだったんですよね。

編集部（以下、編）:それは、この世界が、ドミニクさんの観ていた景色が、ということですか？

D:はい、そうです。まあ少し大げさかもしれないですけど。とにかく色々な要因があって、2次元の世界ですら色を失って見えていた時期でした。

編:なるほど。そこで出会った訳ですね。

D:そうです。ゆかりん(※1)に。勿論、以前から知ってはいたのですが、「真に出逢えた」のはこの時だと思います。
人生という膨大な時間をただ消費するためだけに、目的もなくインターネットばかりしていた頃、なんとなく不意に再生したんです。パシフィコ横浜でのfancy baby doll(※2)の映像を。僅か5分程度のライブ映像なんですけど、再生が終わったとき何が自分に起こったのかすら理解できませんでした。耳が熱くなる音でなにも聞こえませんでした。眼からは98％の水分と2％のナトリウムとカリウム、カルシウム…

編:汗ですか？

D:涙です。

編:すみません。

D:はい。まあ涙だけでなく、身体の機関の全てが反応していました。『感動する』という感覚自体、もしかしたらこれがはじめてだったのかも知れないと思えるほどでしたね。
あの狭くて四角い画面の中に閉じこめられた世界に、僕の過ごしてきた世界では想像ができない、遥かな色数で彩色された世界があったんです。「ああ、この世界に行けたらどれだけ幸せなんだろうか」と。そこから王国民(※3)になるには速かったですね。

編:なるほど。そこでモノクロに観えていた世界が彩られた訳ですね。「真に出逢えた」という事ですが、以前から知ってはいたんですか？

D:知ってましたよ。王国民の存在も。いた黒(※4)もたまに聴いていましたし。最初に彼女を知ったタイミングも結構古いんですよね。富永みーなや椎名へきるが好きだったのもあって、ドリカン(※5)も聞いてた時もあったので。もちろん、好きでしたよ。声もやっぱり可愛いし。ほっちゃん(※6)とのトークも面白くて好きでしたね。

編:でも、それは所謂LikeでありLoveではなかった。と？

D:まさしくそれですね。今はまさに『愛』と言って良いかもしれませんね（法被(※7)をカメラに向けながら）。ここにも書いてあるでしょ？　ゆかり愛って（笑）。法被で思いだしましたが、ゆかりんだけに魅了された訳でないと思うんですよね。やはり王国民の存在があるからこそ、あの世界が極彩色に色付いているんだと思います。

編:やはり国民の存在なく、王の存在は語れない訳ですね。王国については残念ながらお時間も迫って来てるので、またの機会に是非お聞きしたいですね。

D:王じゃなくて姫(※8)ね。

編:すみません。

D:やっぱり王国民の存在あってこそだと考えています。そもそも、僕が感動したのは姫と王国民の言葉なき対話なんですよ多分。この世界は、この姫は、どれだけの愛でも受けとめてくれる。そして、国民愛してくれる。王国民と姫の絶対的な信頼感が眼に観えて伝わってきたんです。

編:なるほど、もっとお話をお聞きしたいのですが、そろそろお時間なので…

D:ある意味、戦争のない戦争というか、平和戦争とでもいうか。

編:えっ

D:目的が具体的にある訳ではないし、それぞれの着地も決まってないんです。これが戦国時代なら分かり易いんですけど、国民と姫で国土や人口を増やし、それでいて互いに信頼感で強く結びついて国力を高めて行く…というふうにね。誰がなにをする、ではなく、ひとりひとりの愛なんですけどね。聞いてます？

編:最後に田村さんに一言お願いします。

D:それは、王国民としてですか？DJとして？桃色として？

編:どちらでもいいです。

D:難しい質問ですね。主観で言うべきか客観的に発言すべきか…

編:えっ。

D:OK、ジョン。全パターンで行こうか。

編:結構です。ていうかジョンって誰だよ。およそ1年3カ月ぶりのオリジナルアルバム「春待ちソレイユ」は12/21発売です！

D:ところでソレイユってなんだか知ってます？これフランス語で太陽って意味なんですけどね。僕らにしてみればジョセフィーヌ(※9)こそ太陽であって……

編：ありがとうございました。

<『脳内桃色妄想』より一部抜粋　※フィクションです。 >

注釈
※1 田村ゆかり
※2 「世界一かわいいよ」のコールで有名な楽曲
※3 田村ゆかりの熱狂的なファンの総称
※4 田村ゆかりがパーソナリティを務めるラジオ番組
※5 1995年4月15日から2002年10月5日まで文化放送をキーステーションに放送された「SOMETHING DREAMS マルチメディアカウントダウン」の略称。1998年から田村ゆかり、堀江由衣がパーソナリティ。
※6 堀江由衣
※7 王国民御用達のグッズ
※8,9 田村ゆかりのニックネームのひとつ